右の写真は、セラピスト講習の最終日に撮ったものです。
2017年8月のこと。
50歳を過ぎてからまぶたのたるみで目が開けにくくなり、元来の肩こりが頭痛と思考停止をもたらし、体重は増えてないのに顔がむくんでいるという状態でした。
私の歯科衛生士の仕事は、乳幼児から高齢者まで地域の方へ、予防の大切さと健康なお口がもたらす豊かな生活へのご提案です。
にもかかわらず、どんよりとして不健康な自分ではもう人前に立つことはできないな、と引き時を考え始めていました。
'17年5月にオロフェイシャルリリース®に出会い、それからはせっせとセルフケアをしました。
顔まわりは自分の手で届く範囲なのでむずかしい手技はありませんでした。
朝のお化粧前にアロマの香りでリフレッシュし、顔が軽くなってから1日をスタートさせる、という日課ができました。
日ましに顔がやわらかくなり、頬がいつも上がっているばかりか、上機嫌でいる自分に気がついたのです。
口が開けやすくよく噛めるようになって食事が楽しくなり、むしろ体重は◯キロ増えたにもかかわらず、10月に入った頃から、会う人会う人に「やせたね」と言われてしまい返事に困っています。
年のせい、とできない言い訳をしていましたが、できることさえも封じ込めてしまっていたんだと気付きました。
できない・しない・動かさない ではなく、どこか一部をリリースしてあげると、体の内側から勝手に動いてくれるという感覚でした。
まだ人生を諦めなくていいんだ、でも一人ではなかなか続けられないから励まし合う人がいればいい。
そんな気持ちで2018年1月「美表情塾」を始めました。
今では、美表情じわ?いっぱいで、弾丸トークしています。
シミもシワも私の人生ですから。
2019年、54歳。
「美表情セラピスト」と名乗ることにしました。
皆様の表情にさらに寄り添うために。
2020年「表情力セラピスト」として、全ての年代の方へ、特に男性へも表情の力を伝えたいと思っています。
自分の表情に向き合うことは、生き方と向き合うことでもあります。
表情を鏡で見る時、それは前を未来を見ていることだから。
そして、自分が輝くためだけではなく、そばにいる誰かを輝かせられる表情を持ちたいと思う方々のお手伝いをさせていただきます。