「奥歯の当たる位置が変わりました。下顎が前にいってます。」
「顔が軽くて、頬が柔らかい。頬が上がるのがわかります」
「頬がすっきりしてます。そうです、若い頃はラインがシュッとしていました」
「わぁ、しゃべりやすい」
➖トレーニングで鍛えている様子で筋肉タイプのOM様。
子供の頃からの歯ぎしりが気になるとのことでお越しくださいました。
知り合いの歯医者さんと話していたら、美表情塾を紹介されたという経緯で、男性もいいの?と初めは心配だったそうです。
成長期に口が開けにくくなって、ガッツリ食べたいのに口が開かないために細々と食べたことなどをお話しくださいました。
成人してからも、就寝中、特に疲れた時は歯ぎしりが強いようだとのことでした。
寝ている間の歯ぎしりや噛みしめは、どれくらいの状態か自分ではわかりにくものです。
だからむしろ不安でもあります。
原因を探るもの大切ですが、施術で筋肉の緊張をいったん緩めましょう。
筋肉の動き方と、脳の思い込みをリセットしてみましょうとお話ししました。
長年、歯や顎に対する関心が高かった方なので、施術中も変化をよく感じていらっしゃいました。
硬く厚みのあった咬筋や頬がフワフワゆるゆるになっていくのに驚いた様子。
施術前、ガッチリ派の顎だと思っていましたが、実際の骨格は細い方でした。
特に右側、まるで力こぶのように盛り上がっていた顎がすっきりしました。
緩むことで動きが変わる、とわかっていただいたので、リラックスのコツもお伝えしました。
次回は、首回りのリリースを増やす予定です。