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平成もあとわずかとなり、変化についてちょっと考えるこの頃ではないでしょうか?
今月は美表情セラピスト中川佳子の誕生月です。
54才を前にして「あら、私、変わったわ」と思った出来事がありましたので
ご報告の回にさせていただきます。
=今月の出来事=
これまで、”好きな色はなんですか?”と聞かれたら、紺や紫と答えていました。
自分は隙のないクールなタイプだと思っていて、シャキッとした潔さをイメージしていたからです。
小学の頃、5年生ですでに160センチと背が高くて女の子の服が合わず
中学の頃、謎めいて目立つ存在の転校生と言われ
高校の頃、アンニュイと形容されました
その後、
社会の理不尽さに屈しないよう、与えられた以上の成果を上げようと、ピリピリしていました。
長い間、クールでしっかり者を表現しようとしてきたのでした。
50才になって「こんなにイメージ通りの服なんだもの、60才まで着る!」と高価な服を何着も買って
「これでしばらく服にお金を使わなくていいわ」と思ったものです。
が、52才になって着てみると「あれ?何か違う。似合っていない?」
その時、パーソナルカラー診断を受ける機会がありました。
私はイエローベースの”オータム”でした。
しかも、ベストカラーとして選んでくださったのが、”ダークトマトレッド”。
診断の理由に納得したものの、好きな色と似合う色とは違うことにしばらく混乱していました。
先日、一年ぶりにもう一度受けてみました。
最初に、好きな色の傾向をつかむために、4つのタイプから好きな色を選びます。
例えば青、さわやかな青・鮮やかな青・落ちついた青・深い青、から一つ選びます。
他にも、赤、ピンク、黄、茶、グレーなど
ひと言で言えば同じ色ですが、明るさやにごり具合で周りとの調和が変わっていきます。
私の場合、スッキリ見せたくて選んでいたブルーベースのものは
顔色を沈ませ、シミやシワを目立たせてしまう色だったのです。
イエローベースで特にこっくり系のものは
シミさえも血色のよさに見え、瞳がいきいきして、パッと表情を明るくするのでした。
一年前にそのことを知り、色に対する感じ方が変わってきていました。
今回、4つのタイプの色をまた見て
「どれもきれいな色だなぁ」と思ったのです。
一年前
「これは好きだけど、他の色はイヤ」
「このぼや〜とした色の服を着ている人が嫌い」
「こんな中途半端な色の車に乗っている人は友達にならない」
などと言っていたのにです。
講師の方が今回ベストカラーにと選んでくださったのは
”やさしい雰囲気の中川さんに” と落ちついた淡い緑系を3色。
「え〜!私ってやさしいの〜?」
少しずついろんな色が混ざった、個性的で深みがあるステキな色たちでした。
不思議なことに、肩の力がスーと抜けていったのです。
そういえば、4才頃、”好きな色は?”の質問に「緑と黄色」と答えました。
ーそんな変な色じゃなくて、赤とか青にしなさいー
と親に言われたことがあります。
パーソナルカラーは生涯変わらないそうです。
53才にしてヨロイが脱げました。
本当の私って、やさしいのです。
しっかり者だけじゃない自分と出会いました。
今は、どんな色もステキって思います。
何かと比べるのではなく、誰かと競うのでもなく、若いことを羨むのでもなく
本来の、今の、これからの私を、いとおしさをもって発見した出来事でした。
何色が、どんな色がお好きですか?
横手は、桜に葉が混じりはじめました。
見上げた時、空の青さが変われば花や葉の色も違って見えます。
自分を固定しないことを楽しみましょう。
自分が輝くより、周りの誰かを輝かせることができるように。
『令和』にどんな自分を発見するでしょうか。
案外、自分のことってよくわかっていないのかもしれません。
思い込みや勘違いを取り払って、本来のしなやかな表情を引き出しませんか。
「美表情塾」がお手伝いいたします。
今回も、長い文にお付き合いくださってありがとうございました。
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