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「口が開かなかったのは、怖がっていただけなんですね」

2023/04/30

「美表情塾」メールマガジンを開けてくださってありがとうございます。


このメルマガでは、表情力セラピスト中川よしこの出会いの中から

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○それぞれの笑顔ストーリー

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4月、新しいことが始まり緊張感の高まる時期でもあります。
お元気でいらっしゃいましたでしょうか?

私が提供している施術は、顎関節症の治療に行われているものを

美容として応用したものです。

今月、「素笑顔アップ講座」に顎周辺の不調を抱えていた方がお越しになりました。

=今月の言葉=

初対面、すぐに場を盛り上げてくださって、明るい印象のH様。

20年前に歯列矯正をしたことがあって、歯医者には通っているけれど
最近、口が開きにくくなって、頭痛・肩こりがひどいとのこと。

朝起きると食いしばっていて、顔が下がってきているのも気になると
お話を伺っているうちに切実な訴えがいくつも語られてきました。

H様は、別の「素笑顔アップ講座」を受講されているご友人から情報を得て
お仕事後、車で40分かけて来てくださったのでした。

・“オリジナル美顔器”で表情筋リリース
・肩、背中のストレッチ
・側頭筋、咬筋は「痛い」と涙を流しながらのリリース

横に座っていらした方が、「首周りが細くなってますよ!」と。

H様「・・・痛かったぁ・・・・、あっ、顔が軽くなってます」

私「口、どれくらい開きますか」

H様はゆっくり開けながらも、いつもより一段階開いているご自分に驚いている様子でした。

私「涙 流したついでに、口 開けますね」と指でH様のお口を縦方向に開けました。

H様は、私に口を開けられて、目を大きくするしかできない様子。
私の「大丈夫、開きますから」の声を聞きながら
その間に、口が開いていくことに、さらに目が大きくなっていました。

私「私の口以上に開きましたね」

H様、涙を拭きながら

「口が開かなかったのは、怖がっていただけなんですね」

前に座っていらした方が「目も大きくなって、顔がすっきしりたね」と。

H様は、身体も顔も軽くなって目も楽になったと、
ひと回り小さくなったお顔を鏡で見ながら晴々とした表情をされました。


H様にお伝えしたのは、
口が開きにくくなったことで、口の開け方がわからなくなっていること。
口は、顎の関節で開けるのではなく、筋肉で動かすということ。
その際、下顎を下げるだけではなく、1センチくらい開けた後は
側頭筋と咬筋を伸ばすように上顎を後方に倒しながら開けること。

開かない、という思い込みと
開けると痛い、という経験が
開けたくない、という脳になっていた、と。


その脳を、“開けても大丈夫、痛かったけど”という経験に書き換えることができたのです。

わずか2分ほどでしょうか、H様の脳が書き換えにかかった時間は。
おそらく、スローモーションのようにH様の脳は筋肉の動きを刻んだことでしょう。


切ったわけでも、折れたわけでもない
ただ、動きを忘れているだけです。
ストレスとか性格のせいではなく
ただ、動かすのを脳が止めていただけなんです。


そして最後に言いました。

「口が開きにくいとか、顎の音がするとかというのは、病気じゃありませんから」


私の、小4から口が開かない・開けると激痛がするという経験

長年に渡るいくつもの治療の経験
良くならないのを性格のせいにされた経験
悪化するのを年のせい・更年期のせいにされた経験
52歳を過ぎて、セルフケアだけで改善して来た経験

過去の経験を新しい経験で脳に上書きして
わかることがある、できることがある、支えて応援することがある

今月、58歳になりました。
あつかましさに拍車がかかってきました。
ガンガン支えて応援します。


最近、何か新しいこと始めましたか?


今月も、最後まで読んでくださってありがとうございます。
また、来月!


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