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「“優勝する人”ってどんなだろう」

2021/08/31
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いきなりですが、「ラート」というスポーツをご存知ですか?
オリンピック種目ではありませんが、先日、念願叶って体験することができました。
その出会いからお伝えします。

=今月の言葉=

「ラート」は、大きな鉄の輪の中に入ってクルクル回りながら演技をする体操です。

アジア人として初めて世界選手権男子個人総合優勝を達成した高橋靖彦さんが
秋田県出身の方でして、直接教えていただきました。

その高橋さんの言葉です。

「優勝のために必要な条件を考えてみた」

『優勝する人って、どんなだろう・・・・・』

「体温・表情・姿勢・呼吸・雰囲気・観客・審判」

あと少しで完璧な演技になるはずだった、その直前にミスをしてしまった。
その時に考えたのです。

高橋さんの言う条件とは、さらに何時間も練習するとか
演技のために新しいトレーニングを取り入れるとかではありませんでした。

すでに十分すぎる練習をした上で、“優勝する人”には違う何かがあると感じたのです。
それは、競技以外にあると。

体温は、食事のこと。
表情・姿勢・呼吸・雰囲気は、人間性や佇まいのこと。
観客が思わず引き込まれて応援したくなるような佇まい。
審判も人間。
観客が拍手をするなど一体となって会場が盛り上がると
0.1点くらい加点したくなる。

だから、試合以外の時にもコミュニケーションを大切にして
「あいつには、かなわないよなぁ」と思われるような
“優勝する人”に向かっていったのだそうです。

更に、思い通り描いたようにはできなくても、勝てるように考え方を変えました。

ケアレスミスをしやすい自分を認めた上で、できること・できないことを細かく分類。
100の内5個ミスしても95点取れる。
そう考え方を変えたら、ケアレスミスをしても引きずらなくなったそうです。


世界チャンピオンの方って、近寄り難い迫力のようなものに包まれているのかと思っていました。
けれど、どちらかと言うと、周りの緊張感やよそよそしい空気を包み込んで
ひとつの大きな輪の中に包み込んでくれるような穏やかさを感じました。
(ラートだけに^ ^)

5月のメルマガで、私は“透明感のある人”になる、と書いています。
バックナンバーはこちら)「昭和気質の表情ではこれからの日本は明るくなりません」

透明感のある人になって「ほほえみアイドリング」を広める、とイメージしていました。

さて、“透明感のある人”ってどんなだろう・・・

そっか、
ほほえみアイドリングを広めることは、その条件のひとつにすぎないんだ。

考え方が逆転しました。
逆さになった効果が出ました!

これから、他の条件を考えていきます!


普段、運動とは縁のない私がラートに興味を持ったのは
SNSに動画を投稿していた方が、とても優雅で幸せそうに回っていたからなんです。

私自身、1時間もしないうちに一人で回れるようになりました。
そして、分かったことがあります。

遠心力を頼りにひっくり返るというのは、鉄の輪っかに身を任せること。
三半規管は対応力が早くて、3回目でクラクラしなくなったこと。

何よりも、逆さまになった時、妙に幸福感を感じたこと。

それって、頬が正しく上がったからなんじゃないかと思っています。

美表情塾では、笑顔は“頬”を上げる、といつもお話ししています。
頬の位置がわからない方のために、真下を向いてみてください、と説明しています。
重力で頬が下がるその位置ですよ、と。
正しく頬が上がれば、脳が嬉しいモードに入りますよ、と。

身体感覚が目覚めると、思考もついてくるんですよね。

パラリンピックの選手たち。
身体能力の可能性は、無限大だと。
限界を作っているのは、自分だと。
そう、気づかずにはいられません。

この夏、ひっくり返った出来事はありましたか?

今月も読んでくださってありがとうございました。
また来月!

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