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「鼻ってどうやって動かすんですか」

2022/09/30

「美表情塾」メールマガジンを開けてくださってありがとうございます。


このメルマガでは、表情力セラピスト中川よしこの出会いの中から

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○美表情トーク

○それぞれの笑顔ストーリー

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暑い夏が過ぎようとしています。
お元気でしたでしょうか。

私、4年前から、自然な笑顔は、口角ではなく「頬を上げる」と言い続けてきました。
頬が上がるためには、頬以外に着目することもわかってきました。

今月、大発見に大いに笑いました。

=今月の出会い=

40代の男性、S様は長身で身のこなし柔らかで、モデル経験がある方かと思うほどでした。

施術のご予約をいただきました。

「本当に笑えてるのかなって思って」と。

お聞きすると、会社の経営が難しかった時期を、最近やっと乗り越えたとのこと。
その間に、お顔は、笑うことを忘れていたそうです。

今、会社も家庭も順調になってきたけれど
自分の顔は、安定した気持ちを表現できているのだろうかと
今も、困難を持った顔のままなのかもしれないと
私の施術を受けて、硬さを確かめてほしいとのご希望でした。

リリースをおこなっていて気づいたのは
呼吸が浅く早いこと。
首の皮膚が固く張りつめていること。
お顔の皮膚もまた、つっぱたように固いこと。

呼吸を誘導しながら、強めの圧で、ゆっくり筋膜リリースをしていくと
徐々に皮膚が動くようになり、柔らかく伸びてきました。

S様「顔が柔らかいです。軽いです。頬が勝手に上がってます!」

ところが、頬が上がる感覚はわかったものの自分で上げられない。
筋肉の動かし方がピンときていない様子。

「鼻が短くなるように上がる感じですよ」と説明し
「まず、小鼻を膨らませてください」と言いました。

「鼻って、どうやって動かすんですか」とS様。

鼻を動かそうとすれば、眉や口がモゴモゴ動きます。
小鼻をつまんで「ここですよ」と刺激しても、おでこがモゾモゾ。

鼻以外が反応しています。

脳が大混乱している様子。

「S様、ごめんなさい、笑ってもいいですか」
しばらく大爆笑させてもらいました。
S様も、まさかご自分のウイークポイントが鼻だったとは、と大笑い。

私、笑いを止めるためにお聞きしました。
「笑顔うんぬんの前に、鼻かんでますか?」
「お顔にクリームとか塗って触っていますか?」

S様、「・・・あんまり・・・」

私「動かないのは、鼻ですね。
  頬・頬・頬と言いすぎました。
  S様は、鼻を動かすように練習です。
  保湿クリーム塗って、お顔に触ることってできますか」

S様「はい、します」

その2週間後にお会いした時、まだ鼻が動いていません。
隣にいらしたご友人に事情を説明し、鼻って動きますか、と尋ねると
うぅん?という表情の後、小鼻をピクピク膨らませてくださいました。

S様ご友人に「どうやるんですか!?」と、尊敬の眼差し。

どうやら、S様の脳は鼻の存在を忘れていたようです。

人生の厳しい期間に表情を失うことは誰にでもあります。
それぞれに、頬が上がらないポイントが違います。

おでこの存在を忘れていた方
耳がガチガチに固まっていた方
眉間に深いシワが残った方
お顔が下がって口角まで下がった方
瞳に翳りが残った方
声が出にくくなるまで身体を緊張させた方
笑い方がわからなくなった方

大丈夫です、ポイントがわかれば必ず動きます。
動くまで私が伴走します。
すでに、笑えるようになるまでご自分の力で乗り越えてきたのですから。
表情筋のことを知らなかっただけですから。


小鼻ピクピクできますか?


このメールに返信する形で教えていただけるとうれしいです。


鼻にも筋肉があります。

小鼻の横から、ほうれい線が始まります。
頬と一緒に鼻も上がれば、その線は“ほほえみ線”になりますよ。

さらに、眉間のシワも、鼻が動かないとできやすいことがわかりました。

当然、目の下のクマやたるみの原因にも!


=笑顔の要は鼻にあり=大発見でした。


今月も最後まで読んでくださってありがとうございました。

また、来月までお元気で!


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