どちらの座り姿勢がいいですか?
面接を控えている方に、好印象のコツをご紹介しました。
オンラインでも役に立つ座り方。
➡︎右はご自身が、「面接のためにのYouTube、で言っていた」という形です。
自己アピールの姿勢ですね。
背もたれから拳一個分背中を離して座るのだそうで、胸を大きく張って座っています。
一見、凛々しいですが、力みがあり呼吸が浅く、声が潰れます。
長くこの姿勢で座っているのはつらいです。
顎を引いているので、上目遣いになり、視野が狭くなります。
⬅︎左は、座り方をアドバイスした後です。
力みがなく、頭部から重心が自然に真下に下りているのがわかりますか?
呼吸が深くなり、喉が開き、声が出しやすくなったとのことです。
長時間でも疲れません。
首がリラックスしているので、視線も自然です。
自然体です。
この写真をお見せしたら、「右は頑張りすぎて、自分らしくない」とおっしゃいました。
「左は、自然体ですね」とも。
【自然体でいられる座り方】
お尻の丸みではなく
- 両太もも=面で座る
- 尾てい骨に背骨を乗せる
- 安定する位置を見つけたら、足の裏を床につける
- 背骨の延長線上に首と頭を乗せる
膝が拳2個分くらい開きます。
オンラインならこれでいいのですが、対面の時に(特に女性)膝を閉じたい場合
・膝を着けてから、足を引き寄せたり、遠めに伸ばしたりして調整します
椅子によって安定感が変わるので、いろんな椅子で試してみて、体で覚えるがいいです。
オンラインの時は、この姿勢で、視線の延長線上にカメラを配置するのが理想的です。
実は、この自然体の座り方は、背中や首の緊張が少ないため表情もしやすくなるのです。
面接に限らず、座っている姿はその方の生活や習慣が滲み出ます。
声をかけたくなる、また会いたいと思ってもらえる
そんな好印象になっていただくためにアドバイスさせていただきました。
実は、自己アピールの姿勢って、肩こりさんや巻き肩さんに多いのです、特に最近。
肩を緩めるワンポイントリリースをしてもらった後なので、体幹が安定してすぐに自然体になりました。
一度、ご自分の座り姿勢をカメラで撮ってみませんか?
ほとんどの方が、思っている以上に前傾の姿に驚かれます。
私もついつい前屈みになるので、日々気をつけています。