よく噛みましょう!と言うけれど、実際に噛んでいる様子は見えません。
30回噛みましょう!と言うけれど、どう噛むのかは教えてくれていませんでした。
「よく噛む」とは、
×バリバリ固いものを潰すのではありません
×ただカチカチと30回動かすのでもありません
下の歯と上の歯の奥歯の凹凸で食べ物を押しつぶす ことです
そのためには
- 舌で食べ物を保持して
- 舌の側面で上の奥歯に少しずつ送り
- 唾液と混じってペースト状になったら自然に飲み込む
つまり舌の動き方が肝心なのです!
ですが、それをどう説明して、どう確認してもらうのかずーっと模索していました。
思うだけでよく噛める
「なにぬねの噛み」
大発見です!
「なにぬねの」と思うだけです。
思いながらご飯を食べてみてください。
「なにぬねの」を6回思えば30回です。
「な行」は舌の3分の2くらいを上顎に当てて発音しています。
この動きを利用して再現するために思うだけでいいのです。
舌で食べ物をしっかり保持できていないことが早く飲み込んでしまう要因です。
「なにぬねの」思ったり、思わなかったり、と同じ食べ物で噛み比べてみてください。
まずは、ご飯やパン。
ぜひ、ティラミスでも。
イタリアンのシェフが、まさにティラミスは舌と上顎で味わうと教えてくれました。
“あら、思うだけでいつもよりよく噛んでる” と気がついたら、噛むと美味しいことにも気がつくでしょう。
そうしたら、よく噛むことが習慣になります。
1週間続けてみてください。
ぜひ「なにぬねの噛み」を家族や周りの方に広めてください!
「なにぬねの」を知っている方なら、子どもから高齢者までどんな方にでも説明できます。
むし歯が少ないのによく噛めない
姿勢が悪くて噛めていない、という方が増えています。
ぜひ「なにぬねの噛み」を広めてください!